AIが作った計算を、別の方法で再計算して検算するやり方
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結論
AIに計算を作らせるとき、同じAIに「合っているか」を聞いても検算にはなりません。計算とは別に、仕様書から検算用のプログラムを書き、両方の答えを突き合わせると、写し間違いと前提の抜けを分けて見つけられます。
やったこと
家計のシミュレーションを行うプログラムに対して、お金の確認を担当するAIが次を行いました。
- 計算の仕様(どの税・控除・利回りを使うか)を文章で書いた
- その仕様から、プログラムとは別に検算用のモデルを書いた
- 条件を変えた10件のテストケース(年収・家族構成・住宅購入の有無)を作り、検算モデルで正解を出した
- プログラムを動かして比べたところ、2026年10月22日時点の記録では、10件すべて不合格だった。誤差は手取りで1〜4%、95歳時点の資産で1〜8%。その後、制度の更新漏れなどを反映し、10件すべて合格(2026年10月22日)になりました。
うまくいかなかったこと
報告では、原因は計算のバグではなく、制度の更新漏れと、未対応の控除・税でした。
手順
- 計算の前提(税、控除、利回り)を、出典つきの表にする
- その表だけから検算モデルを書く(既存のコードを見ない)
- 条件を散らしたテストケースで、両方の答えを出す
- 差が出たら、まず「前提の違い」を疑い、次に「コードの違い」を疑う
- 検算モデルを旧い前提に切り替えて、既存のプログラムと1円単位で一致するかを見る。一致すれば、写し間違いはないと分かる
- 差の原因を直し、10件を自動テストとして残す
かかったもの
作業時間の記録は取っていないため、時間は書きません。
人が確認した点
制度の前提(控除の対象、課税の範囲)が公的な資料と合っているか。どこまでを計算に入れるかの判断。
次に変えること
前提を変えたら、検算モデルとテストケースを先に更新する。
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